【PC作業効率UP!】お役に立つソフト! 無料ブルーレイ再生ソフトと動画ダウンロードソフトの使い方を説明します。
ブルーレイリッピングとは?
ブルーレイリッピングとは、CD、DVD、ブルーレイなどのディスクからデータを抽出し、パソコンに保存する作業を指します。具体的には、ディスク内のデータをISOイメージファイルやフォルダ形式で保存したり、動画や音声ファイルに変換したりするプロセスです。
この作業には、専用のリッピングソフトが使用されます。 市販やレンタルのブルーレイディスクには、AACSやBD+などのコピーガードが施されている場合が多く、これを解除するには特別なブルーレイリッピングソフトが必要です。この記事では、初心者でも簡単に選べるよう、主要なブルーレイリッピングソフトを比較し、それぞれの特徴や強み・弱みを詳しく紹介します。
ブルーレイリッピングに必要なもの
ブルーレイディスクをコピーしたり、特定のファイル形式に変換したりするためには、以下の準備が必要です: コピーガードを解除可能なブルーレイリッピングソフト 内蔵または外付けのブルーレイドライブ 十分な空き容量のあるハードディスク 高性能なパソコン 安定したインターネット環境
【厳選】ブルーレイを動画・音声に変換するおすすめリッピングソフト
ここでは、ブルーレイリッピングに最適なソフトを厳選し、それぞれの特徴や利点を解説します。
おすすめNo.1:Leawo Blu-ray リッピング
Leawo Blu-ray リッピングは、初心者から上級者まで幅広く支持される高機能なリッピングソフトです。 このソフトは、市販・レンタルブルーレイに施されたリージョンコードやAACS、BD+などのほぼすべてのわずか5~10秒でDVDコピーガードを解除可能。ブルーレイの映像をMP4、MKV、WMV、MP3など、1,000種類以上のファイル形式に変換できます。さらに、30日間の無料体験版が用意されているので、気軽に試すことができます。
Leawo Blu-ray リッピングの主な特徴
ブルーレイディスク、ISOファイル、フォルダを多様な動画・音声形式に変換
最新のコピーガードにも対応し、高い解除性能を発揮
画質を損なわないリッピングや高品質な圧縮が可能
スマートフォンやゲーム機向けに最適化された出力設定を搭載
バッチ処理とGPUアクセラレーションで高速変換を実現
映像や音声、字幕の詳細なカスタマイズが可能
トリミング、回転、結合、外部字幕追加、透かし挿入など豊富な編集機能
映画のメタデータ(タイトル、シーズン、エピソード番号など)を自動取得し、.nfoファイルを作成
有料ソフト(無料体験あり)
Leawo Blu-ray リッピングの使い方
ソフトの起動とデータ読み込み
Leawoを起動し、メニューから「リッピング」を選択。ブルーレイディスクをドライブに挿入するか、保存済みのBDMVフォルダやISOファイルをソフトの画面にドラッグ&ドロップします。
出力形式の選択
「準備完了」下の▼アイコンをクリックし、「他のプロファイルを選択」を選択。表示されたウィンドウから希望の出力形式(例:MP4、MKVなど)を指定します。
カスタマイズと編集
タイトル、チャプター、字幕、音声トラックを自由に選択可能。「詳細設定」で映像や音声のパラメータを調整したり、「動画編集」機能でトリミング、外部字幕の追加、再生速度変更、透かし挿入、明るさ調整などを行えます
出力とリッピング開始
画面下部の「出力先」で保存場所を設定し、「開始」ボタンをクリック。リッピングプロセスが始まり、完了後、指定した場所にファイルが保存されます。
No.2 Handbrake
Handbrakeは、Windows 10に対応した無料のブルーレイリッピングソフトです。動画ファイルを圧縮して容量を抑えつつ、ブルーレイデータを保存できる点が特徴です。圧縮による画質劣化は避けられませんが、高性能なコーデックを採用することで、画質の低下を最小限に抑えています。
ただし、Handbrakeは日本語に対応しておらず、公式サイトや操作画面は英語のみ。英語が苦手なユーザーにとっては使いにくい場合があります。また、日本語でのサポートも提供されていないため、トラブル時の対応が難しい点もデメリットです。日本語化は可能ですが、操作に不安がある場合は、日本語対応のソフトを選ぶことをおすすめします。
特徴: 完全無料で利用可能 DVD・ブルーレイに対応 暗号化されたディスクには非対応 出力形式が限定的
No.3 MakeMKV
MakeMKVは、ブルーレイやDVDをMKV形式に変換するリッピングソフトです。Windows、Mac、Linuxに対応しており、幅広い環境で利用可能。ほぼ無料で使える点が魅力で、コストを抑えたいユーザーに適しています。ただし、数か月に一度、公式コードの更新が必要なため、完全無料とは言えません。 MakeMKVの特徴は、高画質なMKVファイルへの変換に特化している点です。
MKVはハイビジョン映像にも対応し、コーデックの種類も豊富。しかし、MKV形式は対応デバイスが少なく、汎用性が低い点や、同じ画質のMP4と比べてファイルサイズが大きくなる点が欠点です。
特徴: Windows、Mac、Linuxに対応 DVD・ブルーレイの同時処理が可能 公式コードを利用すれば半永久的に無料 処理速度は有料ソフトに匹敵 出力はMKV形式のみ、ファイルサイズが大きい スマートフォンやタブレットでの再生に非対応 無料利用には定期的なコード入力が必要
No.4 DVDFab Blu-ray変換
DVDFab Blu-ray変換は、ブルーレイやDVD、ISOファイルを高品質な4K・HD動画や音声ファイルに変換できる多機能ソフトです。オリジナル画質を損なわずに変換できる点が強みで、解像度、アスペクト比、フレームレートなどもそのまま保持可能。画質劣化を気にせず、さまざまな形式に変換したいユーザーに最適です。
さらに、動画編集機能も充実。動画の結合、トリミング、透かし追加、3D変換、再生時間の調整など、自由度の高いカスタマイズが可能です。ブルーレイのデータを編集して自分好みの映像に仕上げたい場合にもおすすめです。
特徴: 市販・レンタルブルーレイの変換に対応 DVDにも対応 3つの変換モードを搭載 基本的な動画編集機能を完備 録画ブルーレイには非対応 有料ソフト
No.5 VideoByte BD-DVDリッピング
VideoByte BD-DVDリッピングは、日本初のDVDとブルーレイの両方に対応したリッピングソフトです。ブルーレイ専用のソフトが一般的な中、1つのソフトで両方のディスクを処理できる点が画期的。DVDコピーガード解除機能も備えており、ハードウェアアクセラレーション技術により高速かつ無劣化で変換を行えます。
メタデータ(タイトル、チャプター、字幕)の編集や、コーデック、ビットレート、フレームレートのカスタマイズも可能。iPhone、Android、タブレットなど、デバイスごとの最適な出力設定も用意されています。ただし、Mac版の機能がやや弱く、2時間未満の動画の読み込みに6分以上かかる場合がある点や、無料試用版では5分間の動画しか変換できない点が課題です。
特徴: セル・レンタル・録画のDVD・ブルーレイに対応 多様なコピーガードを解除可能 300種類以上の出力形式をサポート 基本的な動画編集機能を搭載 Mac版の性能が劣る 読み込み速度が遅い場合あり 無料試用版は5分間のみ
ブルーレイリッピング・コピーの基礎知識
ブルーレイディスクの種類 ブルーレイディスクには、以下のような種類があります。用途や容量に応じて使い分けられます。 BD-R:1回記録型、1層25GB(約180分) BD-R DL:1回記録型、2層50GB(約360分) BD-R XL:1回記録型、3層100GB(約720分) BD-RE:繰り返し記録型、1層25GB(約180分) BD-RE DL:繰り返し記録型、2層50GB(約360分) BD-RE XL:繰り返し記録型、3層100GB(約720分)
ブルーレイのコピーガードの種類
市販やレンタルのブルーレイには、以下のようなコピーガードが施されています。 AACS:コンテンツ保護のための暗号化技術 BD-ROM Mark:ディスクの真正性を保証 BD+:動的な暗号化システム BD-Live™:オンラインコンテンツ保護 Cinavia:音声透かしによるコピー防止 RC:リージョンコードによる再生制限
ブルーレイリッピングと法律について
日本の著作権法では、コピーガードを解除してブルーレイをリッピングすることは、私的利用であっても違法とされています。例えば、貴重なデータをバックアップするためにPCに保存する場合も、違法行為に該当します。ただし、現時点では私的利用に限った場合、刑罰が科されることはありません。それでも、リッピングソフトの使用には十分な注意が必要です。
市販・レンタルブルーレイのコピーと検知リスク
ブルーレイをバックアップする際、コピーガードを回避してデータを複製しても、元のディスクに影響を与えることはなく、外部に検知される可能性もありません。ただし、違法行為であることを理解した上で、慎重に利用しましょう。
まとめ
今回は、ブルーレイリッピングやコピーに役立つ11本のソフトを紹介しました。一見似たような機能に見えますが、各ソフトには独自の強みや特徴があります。どのソフトを選ぶか迷っている方は、コピーガード解除の性能、対応形式、無料体験の有無、使いやすさなどを比較し、自分のニーズに最適なソフトを選んでみてください。